生き残るための資金管理

投稿者: | 2018-12-30

資金管理についての考え方は人それぞれですが、今までのつたない経験を土台に、私はかなり明確な自己ルールを策定しています。ある意味で生き馬の目を抜く厳しい世界ですので、なによりも「生き残らなければ意味がない」と思っています。

株価が買値の半分以下になることを前提にしている

私は「株価が買値の半分になる」というかなり最悪のシナリオを想定して資金管理を行っています。これは地合いの悪さやマクロ経済に関わらず、個別の銘柄においては「容易に起こり得る」事だと思っております。

仮に株価が本当に半分になってしまった場合、投資を諦めるか投資を継続するかは個別銘柄のファンダメンタル的事情に沿って熟考しますが、いずれにしても投資を始める前から株価が半分以下になる事を前提として資金管理をしています。

ファンダメンタル的に何も変わっていなければ、当然投資は継続しますし、むしろ「安く買える千載一遇のチャンスが来た」と思うようにしています。重要なのは、そこで追加買いできるキャッシュ(余力)があるかどうかという事です。無論、年単位で待てる人にとっては含み損は誤差でしょう。

投資金額は前年実績に関わらず毎年固定額で再スタート

私は(どんなに前年の投資結果が良くても)年初はいったん投資金額をリセットしてから再スタートしています。昨年は「プラス250%」という想定外のリターンを出せましたが、それでも今年は1000万円でスタートしています。

私が扱う銘柄は時価総額100億円以下の小さな銘柄が多いので、3000万円使って無理をしなくても、1000万円程度の資金でも自己満足できるリターンが出せると思っています。最近は自制できていますが、投資を始めた頃は資金があればあるだけ買って失敗したことも多かったので。

緊急追加資金として1000万を用意

一応、緊急追加資金としていつでも入金できるように銀行口座に1000万円を用意しています。ただ、使用についてはかなり条件を厳しくしています。具体的には下記のようなケースです。

  • 今年日経平均が15000円以下になった場合
  • 手持ちの個別銘柄の株価が半分以下になった場合
  • 狙っていた銘柄の株価が半分以下になった場合

私が買っている銘柄はPER10倍前後のいわゆる「バリュー株」と言われる銘柄がほとんどですので、個別の株価が半分以下になるケースはこれまで数回程度しかありません。当然、今後の相場次第では「PER10倍」なる指標が割安をまったく意味しない場面も訪れるかもしれません。

今年のポートフォリオで言うとアグレ都市デザインが900円くらいの買い値から一瞬500円を割れそうになりました。この銘柄は新興の不動産銘柄で高いレバレッジ経営をしているため元々投資リスクが高く、それほど買っていなかったため、ナンピンするにしても最初の1000万円の中でやりくり可能でした。

信用買い建ては短期トレード/余力200%まで

信用買い建ても行いますが「余力200%を切らないこと」を自己ルールにしています。個別銘柄のリバウンドを狙って使いますが、RSIが10%程度まで落ちている時にのみに使用しています。そこからさらに下落する場合も当然ありますが、その場合は潔く損切り撤退します。うまくリバウンドが取れた場合もすぐに利確します。信用買いは金利もバカになりませんので、長期間ポジションを持たないように心がけています。

資金管理は人それぞれですが・・・

とは言え、資金管理というのは投資家それぞれのリスク許容度によって変わるものであり、全ての投資家が守るべき「普遍的な資金管理法」というのは存在しないと思いますので、資金管理は人それぞれであって良いと思います。むやみに保守的である必要はないですし、リスクが取れる人はガンガン取っても良いように思います。

ただ、あまりにも無謀なレバレッジで、ヘッジもかけないロングオンリーの投資(投機)をしている人がここ数年でかなり増えたような気もしています。ツイッターにも書いたことがありますが、できれば多くの投資家(特に若い投資家さん)に生き残ってもらいたいと切に思っています。

「言っても無駄なんだろうなあ」という諦めの気持ちも若干ありますが。

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